こんにちは。
ほいくらふとの管理人。
現役男性保育士のぜんのすけです。
はじめに
日本は梅雨まっさかりですね☂️
梅雨といって連想されるもの
生き物といえばカタツムリやカエル。
花といえばアジサイを思い浮かべるのではないでしょうか。
その製作…
梅雨が明けた頃にやるのが、子どもにとって一番の経験になるかもしれないって知ってましたか?
意外ですよね?
僕も以前は6月に入った途端に何も考えずに製作してました。
でもそれはやめた方がいいです✋
今回はその理由がよくわかる製作を紹介します。
それがこちら
簡単な製作技術がギュギュッと詰まった絵です。
それでは作っていきましょう。
準備するもの
- A4画用紙(水色・緑・白)
- スポンジ
- 紙コップ(無くても大丈夫です。)
- 鉛筆(下書き用)
- はさみ
- のり
- えのぐ
- くれよん
- 色鉛筆
- 輪ゴム
- 歯ブラシ
- カタツムリの抜け殻
つくりかた
1、画用紙を丸く切ります。
大きさの違う2枚を用意したほうが仕上がりは可愛くなると思います。
2、スポンジを3cm×3cmに切る
3、輪ゴムで十字型に縛ります。
輪ゴムは髪の毛を縛るためのゴムの方が、細いし小さいのでおすすめです。
4、裏側に爪楊枝をさします。
5、えのぐを用意します。
今回ぜんのすけは3色用意しました。
今回紙コップを2cmほどの深さに切って絵の具の受け皿にしました。
スタンプの時は浅すぎるお皿も深すぎるお皿もよくありません。
なぜなら、子どもが絵の具を付けづらいため、器を倒して服を汚す可能性が高くなるからです。
事前に紙コップを切っておくだけで、倒れるリスクはだいぶ減ります。
子どもの製作では事前準備がとても重要です!
6、丸い画用紙にスタンプしていきます。
つまようじを刺すというひと手間があるだけで、手が汚れるのを防げるだけでなく、格段にスタンプがしやすくなります。
なぜかというと、スポンジが爪楊枝の先端までしかへこまないから!
手でスポンジを持つだけだとスポンジは思い切りへこむので、このようにきれいな模様はでません!
7、2つの丸い画用紙を少し波型に切っていきます。
丸を描いた画用紙にスタンプしてから切ればいいじゃん!と思った方もいると思います。
でも、丸く切った方が机のスペースが空けられるんです。
保育現場では机の上に子どもののりやクレヨンが置かれたまま製作することはよくあります。
少しでもスペースを省くことが快適な製作活動に繋がります。
8、緑の画用紙で葉っぱを作って貼る→作ったアジサイを貼る。
さあ、アジサイが出来上がりましたね!
子どもの感動はここからです!
9、カタツムリの体を描く。
このまま描き進めたら、ただの製作活動です。
今回使うのは
本物のカタツムリの殻です!
梅雨終わりころがおすすめといった理由はこれです。
その頃になるとカタツムリが入っていない殻が見つかるようになるんです!
10、殻の裏にボンドをつけて貼る。
ヌリヌリしたら…
どん!
どうですか!子どもは目を輝かせて描くこと間違いなしでしょう!
さて次は反対向きのカタツムリでも描こうかな…
そう思った時にまた感動がおきます✨
カタツムリの殻のうずまきはすべて反時計回りです!
※地域によってうずの向きが違うそうです。今回のカタツムリはベトナム個体の為この向きです。どちらにしても1箇所で見つかる個体の向きは同じことが多いようです。(2020年6月21日追記)
だから反対向きに描くと殻の出口と体が合わないのです!
子どもたちは、いくつも殻を貼るうちにそのことに気づくでしょう!
11、装飾していきましょう。
もちろんこれで終わりにしても構いません。
対象年齢や子どもの集中の度合いに合わせて調節しましょう。
でもこのままだと少し寂しいのでぜんのすけは装飾していきます。
使うのはこれです。
そう!
スパッタリングをします!スプラッタリングという方もいますね。
歯ブラシでも構いませんが、ブラシが硬い方が強烈なしぶきを浴びせられます。
可愛いカタツムリさんに強烈な雨をお見舞いします!
完成
少しやりすぎたかもしれません。
でもカタツムリさんが気持ちよさそうに見えますね!
どうでしたか?
製作活動って子どもに何の影響を与えるのか、はっきりと実感している保育者や保護者ばかりではなかったはずです。
でも、このように
旬の活動内容を与えることで、同じ製作でも得るものが格段に変わります。
ぜひやってみてはいかがでしょうか!
お役に立てれば光栄です!
ではまた
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