こんにちは。
ほいくらふとの管理人。
現役男性保育士のぜんのすけです。
今回のもくじです。
はじめに
もうすぐ七夕ですね!
七夕といえば、短冊を笹に飾ることで願い事をする日です。
笹には網かざりや折り鶴、吹き流しや輪飾りなど様々なものがあり、すべての飾りに意味が込められています。
七夕物語
さて、七夕物語には諸説あります。
その中でも一番有名は話は
- 牛飼いの男と機織りの上手な織姫がいた
- 真面目に働く様子に感心した神様(織姫の父親)が二人を出会わせる
- 二人は互いに一目惚れし結婚する
- 結婚してから二人は遊び呆けて働かなくなってしまう
- 怒った神様は二人を天の川で引き裂いてしまう
- 二人は反省し、また真面目に働くようになる
- 神様は真面目に働くことを条件に一年に一度7月7日だけ会うことを許す
- 天の川は大きく渡ることができないと織姫が困る
- そこにカササギの群れがやってきて天の川に橋をかける
- 二人が会えるようになる
- 7月7日に雨が降るとカササギの羽が濡れて飛べないので会えなくなる
- 7月7日が晴れるようにお願い始めたのが笹と短冊の始まり
というものではないでしょうか。
素敵なお話ですね✨
ちなみにカササギというのはこんな鳥です。
このお話は保育施設で子どもたちへの紹介の題材としてよく使われる内容ではないでしょうか。
ブラックパネルシアター
今回はそんな物語を子どもに伝えるための教材
『ブラックパネルシアター』を普通とは違う方法で作っていこうと思います。
ブラックパネルシアターとは、蛍光塗料とUVライトを使って暗闇で光らせながら見せるパネルシアターのことです。
伊勢市役所の公式Youtubeページで、ブラックパネルシアターでこのお話を紹介してくれている動画を上げてくださっていたので、リンクを貼らせていただきました。
こちらは動画を上げてくださっている『三重県伊勢市役所』の動画チャンネルです。
余談ですが、三重県はつまのすけの妹が嫁に行った地でもあります。
三重県は四季折々の豊かな表情を持つとてもいい場所です✨
このブラックパネルシアター
パネル布とPペーパーと蛍光塗料とUVライトという、少し変わった素材を使用して作るものです。
ブラックシアター用パネル布はこれ↓
Pペーパーはこれ↓
蛍光塗料はこれ↓
UVライトはこれ↓
そう…
ものすごく高いんです💦
こんなに材料買っても、余っちゃうし既製品を買おうと思っても↓
高いんです💦
ぜんのすけはそもそもベトナムにいるため、Amazonも使えないし、パネルシアターなどというものは存在しないので、材料も売ってません(ちーん)
でも…
激安な代用品で作れちゃいました✨
やろうと思えば何でもできるものですね!
今回はそのを紹介しようと思います!
もちろん日本でも使えます!
さいごに の項目では、諸説ある七夕物語の中でもぜんのすけがもっともクレイジーだと判断したストーリーを紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
それでは作っていきましょう!
準備するもの
- 黒フェルト(薄いものでOK)
- 和紙
- プラスチックのブラシ
- 金だわし
- 蛍光塗料
- はさみ
- のり
- 鉛筆(下書き用)
- 筆
材料の購入はこちらから↓
つくりかた
1、フェルトをプラスチックのブラシでガシガシこすります。
今回使用するブラシがこちら
一方の方向に向かってジャッジャッと激しくこすっていきます。
↓するとこのフェルトが
↓このように繊維が逆立った状態になります。
これでパネル布の完成です✨
ちなみに、フェルトもブラシもダイソーなどの100円ショップで購入できます。
2、和紙に下絵を描きます。
今回使うのがこちらです。
和紙も100円ショップです!
型紙の素材はネット上にたくさん出ているので、そちらをプリントアウトしましょう。
和紙を上に乗せて透かしながらなぞっていきます。
牛さんを描きました。
3、描いた紙を金だわしでガシガシこすります。
今回はコストを抑える分、肉体労働です!
ガシガシと紙を痛めつけましょう。
※やりすぎると破れるので注意しましょう。
↓するとこの和紙が
↓このようにボロくなります。
これでPペーパーの完成です✨
数千円かかるはずのコストがわずかワンコインで収まってしまいます!
仕事帰りに心おきなく自分へのご褒美が買えるほど費用削減できていますね。
4、色を塗ります。
残念ながら蛍光塗料とUVライトだけは絶対に必要です💦
そもそもそれがないと光りません。
ただの暗闇で子どもたちが泣くだけの結果になってしまいます…
さて、蛍光塗料というのはこんな感じです。
UVライトはこれです。
塗料に光を当てるとこのようになります。
塗料にライトを当てただけでテンションがあがります。
このように塗りました。
5、二枚の絵を貼り合わせます。
パネルシアターというのは両面に絵がついていることが多いです。
お話の流れに合わせて絵を裏返して使います。
完成
すべての材料を同じように作成すれば完成です。
では実際にお手製のパネル布とPペーパーでくっつくのか…
やってみましょう!
ぺたっ…
くっつきました✨
ではライトを当てて光らせます。
完璧です!
さいごに
ここでひとつ、ウッカリしていたことがあります。
ブラックパネルシアターを知っている方なら既にお気づきかもしれません。
※余白は黒く塗りましょう。
白地はUVライトに当たると上の写真のように青く光ってしまいます。
ディズニーランドなどのアトラクション内で、白いTシャツの人がやたらと発光している現象と同じですね。
さて冒頭で紹介した通り、もっともクレイジーな七夕物語を紹介します。
- 男が海の近くを通りかかると松の木にかかった着物を見つける
- 男はその美しい着物が欲しくなる
- あたりを見回すと海で遊んでいる娘たちを見つける
- 男は今の内だ!と言って着物を盗んで逃げ去る
- 海の近くに戻ると娘が泣いている
- 男に理由を聞かれた娘は「自分の着物が盗まれて家に帰れない」と言う
- 男は知らないふりをする
- 「困っているならうちに来たらいい」と娘を家に誘い込む
- 家に付いて来た娘に男の着物を着させて一晩過ごす
- 男は娘の美しさに惚れてプロポーズする
- 娘は「どうせ着物がなくては帰れないから」という理由でOKする
- 2人の間に子どもが生まれる
- ある日娘が家の天井から、盗まれたはずの自分の着物を見つける
- 娘は着物泥棒の犯人が男だと知り、たいそう悔しがる
- 着物を着て子どもを連れて家出しようとする
- ちょうど男が家に帰ってきて、どこに行くのかと娘に聞く
- 「私は織姫です」と正体を明かし、天に帰ろうとする
- 「行かないでくれ」「一緒に連れていってくれ」と男が止める
- 織姫は「私に会いたかったら、わらじを1000束作ってください」という
- 男は泣きながら、時間をかけて1000足のわらじを作り上げる
- 雲が降りてきて、男は天の国に行く
- 織姫は「本当にわらじを作ってくれたのね」と喜ぶ
- 織姫のお爺さんとお婆さんが「着物を盗む奴など信用できん」と睨む
- 男が諦めて帰るように、絶対にできないような仕事を言いつける
- お爺さんは男にざるを渡して「水を汲んで来いという」
- 男が困っているところに織姫が来て、ざるに油紙を強いて水を汲めという
- 男は無事に汲めた水をお爺さんに渡す
- 次にお爺さんは瓜をあげるから、横に切って食べなさいという
- 男が瓜を横に切ると、大量の水が噴き出して天の川ができる
- 織姫は天の川に引き離されながら「毎月に一度、7日に会いに来て」という
- 天の川の轟音で男は『一年に一度』と聞き間違える
- それから一年に一度、二人は7月7日だけ会うことになる
いかがでしょうか…
彦星は下着泥棒ならぬ着物泥棒をしたあと堂々としらばっくれたうえ、服を着ていない女性に同情するフリをして家に連れ込む最低な変態男です。
織姫は服を着ていないから、どうせ家に帰れないしこのまま結婚するという破天荒な女性です。服を盗んだ変態がわらじを1000足作ったことに素直に喜んでしまうあたりも問題です。
そして天の川は実は『瓜の天然水』だったのです。
天然水の購入はこちら↓
極め付けに30〜32の部分で二人に言ってやりたいことは、
『最初の再会の時に、改めて月イチで会う約束をし直しなさいよ』
ということです。
いかがだったでしょうか。
最後のストーリーのような男性がこの世に実在しないことを強く願っています。
お役に立てれば光栄です。
ではまた
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