ほいくらふと

元男性保育士による保育・教育・子育てとものづくりの記録。それからアウトドア。

男の保育とものづくりーときどきキャンプ

吹いて楽しい!音遊びのおもちゃ 製作紹介【保育現場にも使える】

こんにちは。

 

ほいくらふとの管理人。

現役男性保育士のぜんのすけです。

 

 

 

今回のもくじです。

 

 

  

はじめに

 

ぜんのすけのいる幼稚園では夏休みに突入しました。

 

 

夏休みといっても、今は世界中がコロナウィルスと戦っている最中です。

ぜんのすけの住むベトナム世界で一番コロナウィルスの感染対策をしている国だと思います。

 

 

 

現在の感染者は国全体で約420人です。

現在、数が増えている理由としては2週間に1回、海外からの特別便による渡航者の隔離中に数名の陽性が判明する程度です。

 

現在、国内で感染する人は一人もいないのです。

 

 

 

 

ところが

先日ついに国民から感染者が出ました💦

 

 

 

 

その感染者は国外どころか、住んでいるエリアから一歩も出ていない老人だというのです。

 

政府は「どういうことだ!」と大騒ぎ。

 

 

 

でもすぐに原因と思われる事件が発覚しました。

 

 

陸路の国境ルートで、中国人を不法入国させているグループが当該エリア内のホテルに潜んでいるのを逮捕したのです。

 

すぐに見つかったのは、政府が「自分たちが把握していない入国者がいるはずだ!」とすぐに捜索を始めたからです。 

 

風邪薬や咳止めを買った国民の情報すら薬局が国に報告する義務を定めているベトナムは、さすがといったところです。

 

 

 

 

すでに不法入国した中国人が複数名いるとのこと。

 

怖すぎます。

本当にやめてください。

 

 

 

 

 

ということで、どこでどのように感染するかわからないので、ぜんのすけはどこにも行きません。

※家の目の前の小さなスーパーで食料くらいは買います。

 

 

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家に居続けるって、すごく大変ですね💦

 

違う病気になってしまいそうです。



 

ぜんのすけはおそらく常人の3分の1程度しか食欲と睡眠欲がないので、時間が長いです。

NetflixくんとYoutubeさんにお世話になっています。

 

 

料理や掃除は基本的には嫌いではないので、出かけなくてもいいように冷凍庫で保存できる料理を作り溜めしたり、クローゼットの模様替えをしたりしています。

あまり食べないので大量に作らなくても毎回余りますが。

 

 

 

コーヒーを沸かし、口笛を吹きながらご機嫌で過ごしています。

 

 

 

 

 

でもやっぱり暇なので、口笛ではなく

笛を作りたいと思います。

 

 

 

 

そこで今回紹介する製作がこちら

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笛 445Hz』です!

 そのままです✨

 

 

作る理由に無理矢理感がだいぶありますが、さっそく作っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準備するもの

  • ストロー
  • セロテープ
  • はさみ

 

材料の購入はこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

作り方

1、ストローを切る

 

今回ストローの太さは 7mmのものを使用します。

 

太さや材質で音が変わることはご了承ください。

 

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ぜんのすけは副業でトランペット講師をしているため、運良くチューナーアプリを持っています。

そして日本で結成していたジャズバンドメンバーお墨付きの正確な相対音感を持っています。自慢しましたごめんなさい。

 

もしも絶賛してくれているバンドメンバー全員が音痴だったら、ぜんのすけの音感も絶望的ということになるのですが…

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おそらく大丈夫です…。

 

 

 

 

 

ストローを吹きながらチューナー(442Hz)で音を合わせようと思いましたが、チューナーに息が当たって正確に測定してくれません💦

 

そのため、逆にチューナー(意味は無いけれどなんとなく445Hz)から音を出し、おそらく大丈夫であろう相対音感を駆使して同じ音が出るようにストローの長さを調節しました。

 

 

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さて音階ですが、ピアノの『ドレミファソラシド』はチューナーに表示されているような英語音名で表すと『CDEFGABC』です。

 

ここでは音階の細かい話はとりあえず置いておきます。

 

 

 

さて、一本ごとに音を合わせていきます。

 

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そうして決まったストローの長さがこちら

※ぜんのすけの中で正確な音(445Hz)にしているため、小数点以下の長さまで細かく記載します。

 

 

  • ド   16.1cm
  • レ   14cm
  • ミ   12.6cm
  • ファ  12.2cm
  • ソ   10.9cm
  • ラ   9.4cm
  • シ   8.3cm
  • ド   7.6cm

 

小数点以下はキリよくしても、おそらく同じような音が出ます。

 

 

 

 

 

  

2、ストローをまとめる

 

切ったストローを並べるとこのようになりました。

 

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これをテープでまとめていくのですが、

このままだと完成後にとても使いづらくなります。

 

 

息を吹きかけると隣りのストローにも息が入ってしまい、ふたつ同時に音がなってしまうのです。

 

そのため、一本ずつの間を空けてつなげます。

 

 

ストローを1cmほどの長さで14個切ります。

 

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これを一本ずつの間に挟んでテープで留めていきましょう。

 

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完成

 

あっという間に完成です。 

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吹いてみたところ、きれいな音階が鳴りました✨

 

 

 

 

 

さいごに

 

『音階ストロー』の間に入れた『隙間ストロー』

長いの一本でもいいのでは?と思った方もいるのではないでしょうか。

 

 

ですが、長いものではダメです。

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長いストローは息が入ると音になってしまうため、ストロー・息がともに振動しないようにするためには短いものにするのがベストです。 

 

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 さて、こうやって切ってみると視覚的に学べることがあります。

 

ミとファ、シとドのストローは長さの差が他よりも近いということです。

 

 

 

ではピアノの鍵盤を見てみましょう。

 

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ミとファ、シとドの間は黒鍵がありませんね。

 

 

 

実は、この二箇所は半音階しかズレていないのです。

 

 

 

そして豆知識ですが

実は昔作られた童謡ってファとシが使われていないんですよ。

 

これを『ヨナ抜き音階』と言います。

 

日本の国家『君が代』もヨナ抜きです。

 

 

音楽って面白いですね✨

 

 

 

 

 

 

口笛ではなく、笛を作ります!と言いましたが、さすがに料理や掃除をしながらこの笛を吹くのは無理です💦

むしろ邪魔です(笑)

 

 

 

 

ご家族やお友達とストローセッションしてみてはいかがですか?

きっとしばらくの暇つぶしにはなるのではないでしょうか✨

 

 

 

 

 

 

  

 

お役に立てれば光栄です。

ではまた!

 

 

 

 

 

 

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