ほいくらふと

元男性保育士による保育・教育・子育てとものづくりの記録。それからアウトドア。

男の保育とものづくりーときどきキャンプ

ぼくは現役男性保育士です。

はじめまして。

 

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ほいくらふとの管理人、ぜんのすけです。

 

 

まずは自己紹介をさせていただきます。

 

もくじ

気になる項目だけ読んでくだされば光栄です。

 

 

故郷と学生時代

198611月に静岡県富士市に生まれ、母子家庭の家の三兄弟の真ん中(姉・僕・弟)として少年時代を富士市富士宮市で過ごしました。

高校はアルバイトをして自分で学費を捻出しながら商業高校で簿記やExcelWardなど事務系の資格を取得。

 

就職してからの苦労

卒業したあと、”お金がないから無理だ”と大学をあきらめてなんとなく溶接工になりました。

なぜ工業系に就職したのかは僕にも分かりません😅

 

奨学金制度というものは本当に知らなかったのですが、そもそもこの頃は調べようともしていなかったと思います。

 

もともとの手先の器用さから、会社ではすぐに溶接の腕を認めてもらい、役所やプール、体育館などの公共施設のステンレス製手すりなどの溶接を担当。

CAD部門と溶接部門を掛け持ち。

溶接全種、クレーン、玉掛け等々、資格を色々と取得する。

 

しかし、なんとなく体の気怠さを感じながらもダラダラとルーティンワークをこなす毎日に嫌気がさして退職。

 

こうやって改めて文章にすると、なんだかしょうもない若者でしたね💦

 

それからなんとなく感じていた気怠さはだんだんと痛みに変わり、突然痛みで失神したり倒れたりを繰り返して何度も入院をするようになりました。

 

・トラックの新作モデル試作の溶接工になった時も痛みで倒れて入院退職。

・大工になった時も仕事中に失神して入院退職。

どちらも退職した理由は入院後の会社からの退職勧告

 

休んだり早退してばかりの申し訳なさから、「やめたほうがいいんじゃないか?」という上司の言葉を断れず退職を繰り返す生活に、心身ともに辛かったことを覚えています。

 

ついに病名が発覚

その後、読売新聞販売店にて広告デザイン業務を担当していた頃のこと。

治らない症状に振り回されて病院を転々としていた僕は某有名大学病院でついに判明したのが

 

線維筋痛症

 

あの有名なレディーガガが発症したことで、その症状名はいまや広く世の中に知れ渡りましたね!

 

当時はほとんどの人が知らず、別名『怠け病』などと言われて、上司や同僚の心配する瞳の奥に疑いの眼差しを感じていたものです。

 

この症状は簡単に言うと、

とにかく体がだるくなります。

そして、人によって場所は様々ですが体の部位に激痛が走ることがあります。

痛みのあまりに失神する事もあります。

どちらも目に見えず周りからは、なまけ?だと思われてしまうのです。

この病気は症状そのもので死ぬようなことはなく、周りから信じてもらえない辛さや痛みから逃れるために自殺の道を選んでしまう人が多いそうです。

テレビ局の女性キャスターもこの症状の為に自ら命を絶ってしまった方がいましたね。

 

そんな僕にさらに試練が訪れます。

リウマチや坐骨神経痛の併発による突然の下半身麻痺が始まりました。

 

神様なんていない…

そう思っていた時代でした。

 

病院に通いながら松葉杖で過ごすも、徐々に痺れが悪化し車椅子生活となりました。

会社に雇われて迷惑をかけないように、自宅でできる個人事業として広告や印刷物、グラフィックのデザイナーを始めました。

 

 突然の結婚

そんな頃、以前から自由に動けない僕のことを介護したりサポートしに来てくれていた友人女性と交際0日で結婚

交際0日!?と驚く方もいるかもしれません。

でも今も順調です!

妻は日ごろから看病や介護をしてくれていたので、すんなりと夫婦生活が始まりました。

 

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僕は婿養子となり、静岡県の清水に移りました

この妻には常に感謝です!

 

 病気からの回復へ

さてそんな僕の症状は併発もあり、それなりに厄介だったので、セカンドオピニオンとして県内外の色々な医者のもとを彷徨いました。

ある病院の専門医には40代で寝たきりになる患者もいる症状だと言われたり

 

お先真っ暗です💦

 

そんな時、海外での新薬開発の治験の被験者に挑戦してみないかという話がでました。

何でもいいから良くなってほしいと思い参加。

なんと!

通常の生活ができるまでに回復しました✨

 

 行動力オバケ憑依 妻の一言で人生激変

「寝たきりになるかもしれない」と宣告されたあの日、

人生に思い残す事がありすぎる。と感じていた時から

時間には限りがある』と意識するようになりました。

そしてそこから僕の中の行動力オバケはなかなかの覚醒ぶりを見せました。

 

回復後は、再発防止の為のプールでのリハビリ(毎月5600円)から、海でのサーフィン(毎月0円)に変えたことで自然の美しさを実感し、心も体もどんどん健康になっていきました。

そして、そのころから写真や動画撮影に力を入れ始めるようになりました。

 

ある時、

人が絵を描くとき、何を考えているのだろうか。どんな表情をしているのだろうか

そんな突然の興味が沸いた時にオバケ覚醒。

児童館や障害者施設にて芸術活動を行うボランティア団体『ATRUNTIA  art+volunteer』設立しました。

※現在この団体の活動は休止中です。

 

・海のゴミ掃除をしながら地引網をするイベント

・毎月1回の子ども向けものづくり教室

・施設の利用者さんと一緒に作る花のオブジェ「Heart bloom program

などの活動をし、地元のテレビでも取り上げられるようになりました。

 

そんな日々を送る中、

せっかく人生一度きりなんだからさ、本当にやりたい事のために時間を使ってみたら?

そんな妻のひと言がきっかけでオバケ覚醒

美術大学、短期大学へ通い始め、小学校、幼稚園教諭、保育士の教員免許を3種類取得

訳あって中学校教諭は断念。それはいつかまたお話しするとして。

 

 

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そう。

僕の夢は『先生になる』ということでした。

 

ちなみに大学の入試の頃妻は妊娠していました。

 

 学ぶことの喜びを知る

それから吹奏楽、茶道、華道、英語、ベトナム語、経済学など多くの勉強を始め、手当たり次第にあらゆる教養を身につけました。

勉強をすることで広がる自分の可能性に、とにかく喜びを感じるようになりました。

 

卒業後は公立園にて保育教諭として勤務。

地方公務員というやつです。

少しだけ安定です。

12週間に1度のペースで週末の講習会を申し込み、働きながら更に勉強を続けました。

女性社会の中で“結構”苦しみながらも、子どもを観察する楽しみを感じていました。

 

 海外への移住

そんな日々を過ごしている時

世界一周でもする?それか海外に住んでみる?

そんな妻のひと言から、オバケ覚醒

 

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あっという間に事は運び、ベトナムに移住

 

現在は国籍問わず全園児約800人というマンモス幼稚園で主任として働いています。

日本人の園児だけは全員名前を言えます笑

 

文化の違いや社会主義国家に衝撃を受けながら毎日楽しく過ごしています

 

 過去の受賞歴など

さてこんな経歴の持ち主、ぜんのすけはとにかく昔からものづくりやデザインが好きな上に、溶接工や大工、デザイナーで培った能力を活かして様々なコンテストやイベントに参加していました。

 

すかいらーくグループの店内掲示絵画で毎回入賞

・雨をテーマにした静岡新聞社の絵画コンテストで最優秀賞

・糸のこを使った「木工おもちゃコンテスト」で大賞を獲得。

・Redbull Collective Artに参加。

・インテリアデザインの専門学校主催のコンテストで最優秀賞

・芹沢圭介の記念イベントのポスターにぜんのすけのデザインした帯文字が採用

ベトナム商工会主催「日越アート展」にて切り絵作品を出展し優秀賞

・洋菓子店にて写真個展『no reason - 理由はない』を開催。

などなど。

 

ありがたいことに、本当にたくさんの賞をいただきました。

今では僕の切り絵作品はベトナム国内で口コミのオーダーが入ってきます15000円)

心から感謝です✨

 

 経験と今を発信していく

そんなこんなで、僕の怒涛の人生は、病気と妻とアートによって作られているんです

 

友人は「おまえの人生は真似したくてもできないから聞いてて面白いよ。」と言ってくれます。

ありがたいですね。

闘病時代の辛い思い出も今は僕の武勇伝として話せるようになりました。

 

そんな僕の “ものづくり“ と、僕の生活を支えてくれる “保育士“ という仕事。

それと妻のことも少し(こそこそ)

 

それを記録したいという思いからブログを始めることにしました。

 

細かい人生の波乱万丈はいつかまた話す日が来るかもしれません

その時はこのページを再編集して、リンクを貼るようにします。

 

 

それではぜんのすけをよろしくお願いします。

 

 

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