ほいくらふと

元男性保育士による保育・教育・子育てとものづくりの記録。それからアウトドア。

男の保育とものづくりーときどきキャンプ

保育士とピアノについて

こんにちは。

 

ほいくらふとの管理人。

ぜんのすけです。

 

 

 

今回のもくじです。

 

今回は思うがままにぜんのすけの個人の見解を書いていこうと思います。

興味のある方のみ読んでいただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

ぜんのすけは今、RADWIMPSのピアノやバイオリンのカバーを聴きながらこのブログを書いています。

スパークル』や『なんでもないや』の素敵なカバーをネット配信してくださっている方々に心から感謝です。大好きです。

 

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画像は公式サイトより引用【 映画『君の名は。』公式サイト  】

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、保育士・幼稚園教諭の資格を取得するために通う大学や短大、専門学校ではピアノが必修となっているところが多いのではないかと思います。

いざ免許を取得して採用試験に挑む際にも、ピアノの試験をする園もあります。

※ピアノ以外の楽器でもOKとしている園もたくさんあります。

 

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保育士は大半がピアノとは切っても切れない関係のようです。

 

 

 

日本に限ってですが…。

 

 

 

 

 

 

ベトナムではピアノが弾けない保育士の方が普通

 

ぜんのすけは今ベトナムに住んでいます。

日本人、ベトナム人、その他諸外国の園児で約800人います。

併設している小学校の生徒を合わせると1000人を超える施設で教務主任をしています。

 

 

 

職員だけでも500人くらいいますが

ベトナムでピアノを弾ける保育士は日本人だけです。

 

 

初めてその現実を目の当たりにした時は「まじかよ。保育士ってみんな弾けるんじゃなかったのか…」と結構驚きました。

 

 

 

でも今は全く気になりません。

 

 

 

なぜかというと

ピアノが弾けなくても素晴らしい保育ができるから。

 

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ピアノを否定する気持ちは全くありません。

ピアノでいい音楽を子ども達に提供する素晴らしい先生もいると思います。

 

 

むしろぜんのすけは音楽が大好きです。

 

音楽好きをアピールするために、少し脱線しようと思います。

 

 

 

 

 

 

吹奏楽と出会った過去

 

大学に入る前までは、かっこいいなーという理由だけでDJやギター、ドラムをかじったりしていました。

 

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でも大学で吹奏楽に出会ったことがきっかけでトランペットを始めました。

 

 

小学校1年生からバスケットを始め、県の選抜選手になるまでバスケに没頭していたぜんのすけは、吹奏楽やってる奴なんて文化部で冴えない女かオタクみたいな奴か、女みたいな男だろ…。

そんな風に思っていました。

 

 

 

 

でも吹奏楽に出会って音楽に真剣に向き合ってみたら、むしろ吹奏楽のすごさに圧倒されすぎて、一瞬でどハマりしました。

それまでの人生で吹奏楽の世界を知らなかったことを本当に後悔しました。

 

 

 

吹奏楽部って運動部並みの体力をつけただけでは楽器を演奏できない分、運動部よりキツい気がします。

毎日頭の中は上手に弾きたいという思いでいっぱいになり、眠れなくなって朝の5時くらいから始発で電車に乗って大学に行っては練習し、終電ギリギリまで吹き続けていました。

 

 

 

 

ハマりにハマり、大学の吹奏楽部の部長になりました。

その頃から楽器バカになり、あらゆる楽器を集めては挑戦しました。

 

トランペット

コルネット

トロンボーン

クラリネット

サックス

バイオリン

ギター

ウクレレ

カホン

コンガ

ドラム

和太鼓

ハンドパン

DJ

 

 

全て挙げようとすると思い出し切れないほどたくさんあります。

トランペットやサックスなんて何本あるかわかりません。

小さな楽団くらいは作れると思います。

つまのすけは今でも山のような楽器を見ては呆れています💦笑

 

 

 

大学卒業後はジャズバンドを結成し、野外ライブやBARでの演奏活動をしました。

ベトナムではトランッペット講師として幼少児のレッスンをしています。

週末にはレストランやBARで太鼓やトランペットを演奏したりしています。

 

 

ご縁があってブッダの生誕祭『Vesak』という大きなイベントにも日本代表のアーティストとして和太鼓奏者として出させていただくことができました。

世界中の有名な仏教寺院のお坊さん達が一堂に会する巨大なイベントです。

 

テレビでもライブ映像が流されました。

これはその時の会場の様子です。

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後ろにある巨大寺院にプロジェクションマッピングで日本の風景を流されながら、数万人の観客の前でのショーでした。

これは最高に気持ちよかった✨

 

 

そんな感じでぜんのすけは音楽活動を細々と無理なく楽しんでやっています。

 

 

 

 

 

 

ピアノに対する考え

 

さて、先ほどいろいろ挑戦した楽器の中にピアノを入れませんでした。

 

ピアノは挑戦というより学科で必修だったため大学卒業まで常に課題があり、楽譜と向き合っていました。

 

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いざ保育の世界に来てみると

子どもと楽しく歌を歌おう!と思った時

 

僕が手に取る楽器はピアノではなく、ウクレレやギター、カホンでした。

 

楽器を触らせようと思った時、子どもたちに触らせたのはピアノやオルガンではなく、トランペットやサックス、ウクレレでした。

 

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ピアノとぜんのすけは課題があったから近くにいただけで、自分の近くに置こうという存在ではなかったのです。

 

これは完全に相性です。

 

 

 

 

 

 

 

保育士 = ピアノができるは大きな勘違い

 

ぜんのすけの園ではピアノができない外国人の職員はギターやマラカス、ダンスで十分に子ども楽しんでいます。

 

500人職員全員でのパーティーも年に3回くらいありますが、テレビに出れるだろ!というレベルの出し物を披露します。

ホテルを貸し切ってとてつもないクオリティのものをやります。

 

ピアノは使っていません。

日本人しか弾けないから。

 

 

 

 

なんだか色々と話しましたが言いたいことは1つ。

 

要は、音楽はピアノだけが全てじゃないということです。

 

 

 

 

 

 

 

No.1の保育士

 

自分が得意なものがピアノじゃなくてギターなら、他のどの先生にも負けないようにギターを練習しましょう。

音楽そのものが得意じゃないなら、ダンスでもOK。

 

ギターが同じくらい上手な先生が複数人いるならセッションしたら、園内で間違いなくナンバーワンです。

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誰にも負けない何かがあれば、自信をもってそれを子どもと楽しめばきっと子どもたちは最高のエンターテイメントを体験できるはずです。

 

 

 

 

 

今あるもので今いる場所でできることをしましょう。

ルーズベルトが残した、僕の大好きな名言です。

とても大切な考え方だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さいごに

 

余談ですが、ベトナム人は8割以上の人間が泳げません。

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水泳教育を受けて来た人がほとんどいないためです。

 

浮き輪がよく売れますが、浮き輪すら怖がって深い場所に行かない大人がたくさんいます。

そのためビーチはいつも人でぐっちゃぐちゃです。

 

 

でも保育では水遊びくらいできます。

専門のことは専門の人に任せればいいんです。

 

 

日本の保育における音楽の視野が今よりもっともっと広がりますように。

 

 

 

ということで今日はこれくらいにします。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

ではまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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